何が起きたか
学校法人東北学院と東北学院大学は、職員の業務用パソコンが外部攻撃者に不正利用され、ランサムウェアに感染したと発表しました。共有ドライブの業務データが不正に持ち出され、個人情報が漏えいしました。被害を受けたパソコンと関連データも利用できなくなりました。東北学院の発表
被害と影響
東北学院は、個人情報の漏えいを全体で7,085件と公表しました。内訳には外部企業関係者119名、学生・卒業生等3,490名、教職員関係3,476件が含まれます。「名」と「件」が混在し、学生のリストにも同一人物が重複している可能性があるため、7,085人の漏えいとは読み替えられません。東北学院の発表「2.個人情報漏えい対象者・データ項目・件数」
東北学院は被害機器をネットワークから隔離し、職員のアカウントを停止してパスワードを変更しました。2024年11月6日の発表時点で、同アカウントによる学内の別システムへの不正利用や二次被害は確認されていないと説明しています。東北学院の発表
出来事の時系列
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年9月7日 | 東北学院が「発生日」と記載。不正侵入の開始時刻は確認できません。 |
| 同年9月9日 | 東北学院が被害を発覚。 |
| 同年11月6日 | 攻撃、漏えい内容、原因、対応を公表。 |
日時は東北学院の発表に基づきます。
まだ分かっていないこと
参照した発表からは、認証情報の窃取方法、正確な侵入開始時刻、全体の固有の被害人数を確認できません。漏えいした学生のリストには重複があり得ると東北学院自身が注記しています。東北学院の発表
この事例から分かること
業務用パソコンへの侵入によって、その端末だけでなく共有ドライブの情報にも被害が広がりました。アカウントを使うサービスから不審な利用の案内が届いた場合は、案内元の公式サイトで状況と対応を確認してください。個人利用者の操作でこの事件を防げたという意味ではありません。東北学院の発表