被害事例
QST病院の研究用システムへのランサムウェア攻撃(2024年)
2024年1月、QST病院の研究用システムでファイルが暗号化され、匿名化された症例情報を一時利用できなくなりました。
- 被害組織
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)/QST病院
- 最初の公表時期
- 攻撃種類
ランサムウェア攻撃- 業種
- 研究・医療
何が起きたか
QST病院が管理する研究・登録用の独立ネットワークのシステムが、2024年1月にランサムウェア攻撃を受けました。病院の診療用ネットワークとは別のシステムです。
根拠:出典 S-01
被害と影響
複数サーバーのファイルが暗号化され、J-CROSの約2.5万件とJRODの約45万件の匿名化症例情報を一時利用できなくなりました。これは利用不能の件数であり、情報流出の件数ではありません。QSTは診療業務への支障はなかったと説明しています。
根拠:出典 S-01
出来事の時系列
| 日時 |
出来事 |
| 2024年1月11日16時頃 |
異常を認識。後の調査で同日の侵入が判明。 |
| 2024年7月9日 |
QSTが被害を公表。 |
まだ分かっていないこと
2024年7月の公表時点で情報漏えいは確認されていません。症例情報は匿名化されていますが、システムには担当者や医師等の氏名・所属情報も含まれていました。QSTの発表
この事例から分かること
診療ネットワークから分離したシステムでも、攻撃を受ければそこで使うデータを利用できなくなります。この事件では診療業務への支障はなく、情報漏えいも公表時点では確認されていません。影響を確認するときは、QSTの公式発表を参照してください。