何が起きたか
国分生協病院は、画像管理サーバーがランサムウェア攻撃を受け、正常に使えなくなったと発表しました。サーバー内の診療記録のPDFファイルの一部が暗号化され、救急と一般外来の受入を制限しました。国分生協病院の発表
被害と影響
病院は2024年3月4日時点で、予約外来と入院患者には紙カルテで対応し、電子カルテや医事会計などは正常に稼働していると説明しました。全診療が止まったわけではありません。感染の拡大がないことを確認し、画像管理サーバーを仮復旧した後、3月18日から救急・一般外来の受入を再開しました。全面復旧が完了したという発表ではありません。3月4日の発表、3月18日の続報
個人情報の流出は、3月4日時点で調査が完了していませんでした。病院は攻撃集団のリークサイトで個人情報の漏えいを確認していない一方、流出の可能性は否定できないとして個人情報保護委員会へ報告しました。確認した続報にも調査の結論は示されていません。流出が「確認された」、または「なかった」とは書けません。3月4日の発表「被害範囲」、3月18日の続報
出来事の時系列
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年2月27日深夜から | 画像管理サーバーが攻撃を受け、正常に運用できなくなる。正確な侵入開始時刻は不明。 |
| 同年3月4日 | 病院が攻撃、診療制限、調査中の情報流出について公表。 |
| 同年3月18日 | サーバーを仮復旧し、救急・一般外来の受入を再開。 |
まだ分かっていないこと
確認した病院の発表からは、個人情報が実際に流出したか、全面復旧した日、攻撃者や正確な侵入開始時刻は分かりません。情報流出の可能性と確定した被害を分けて読む必要があります。3月4日の発表、3月18日の続報
この事例から分かること
病院の一部のシステムへの攻撃でも、診療の受入方法に影響が出ました。利用する医療機関で障害が起きたときは、受診や救急受入の状況をその機関の公式案内で確認してください。利用者がこの攻撃を防げたという意味ではありません。国分生協病院の発表